2021年8月12日（木）は、北九州市役所 女性活躍推進課主催の職員向け研修の一環で、パパ＆ママのための「夫婦会議の始め方講座」を開催。

• ・子どもが産まれる予定なので、産後の生活に備えて受けようと思ったから。
• ・話せばケンカばかりになってしまうが、子どものためにもより良い家庭環境を築きたいから。
• ・話し合うことが苦手で諦めることが多かったので、夫婦会議について学びたいと思ったから。
• ・産後クライシスなどの産後の危機について、第3者からの情報を元に夫婦で情報共有をしたかったから。
• ・6月の「パパのためのワーク・ライフ・バランス講座」が良かったので、今回は妻も参加して欲しいと思ったから。
• ・妻が妊娠中だがコロナの影響で病院について行けず、家族のために何か出来ることがないか考えていたから。

など、様々な参加理由を携えた未就学児を育てるパパ、ママ合計18名の方（ご夫婦参加：7組／お一人参加：4名）にご参加いただきました。

講座では、講師を務める私たち夫婦自身が、家庭と仕事の両立を巡る問題や、産後うつ・産後クライシス・離婚などの危機に直面した経験談をはじめ、リサーチを重ねてきたご夫婦の事例を交えながら、結婚・妊娠・産後・育児期に夫婦間ですれ違いが生じやすくなる背景を解説。

自分やパートナーがどういう状態を望んでいるのか？
何に不安や不満を感じているのか？

カップルから夫・妻という関係に変化する新婚の時期はもちろん、父・母という「親としての役割」が加わる妊娠・産後・育児期に、大切なことを前向きに話し合い、互いに協力し合える夫婦関係を築いていけるように。

夫婦のパートナーシップ（協力体制）を育む「夫婦会議」を始める準備として、「夫婦で子育て」を実践する上で大切な “考え方・行動・対話の手法”をワークを盛り込みつつご紹介させていただきました。

アンケートや講座終了後に個別にいただいた感想では…

・「対話」の難しさを感じる一方、その重要性を学びました。『夫婦会議』はわたしたち夫婦にとって大切にしたい時間になると思いました。

・保健師をしているのですが、職場で行っている両親学級でも『夫婦会議』の講座を開催して欲しいと思いました。

・産後うつは、自分には遠い話だと思っていましたが、誰でもなり得ることだと認識できるようになりました。

・「対話」するために必要な目線は職場でも参考になることがありました。早速実践してみます！

・ケンカになりそうで日頃言わないようにしていたことが、2人とも問題だと感じていたことが分かった。互いにわかり合うためにも『夫婦会議』をしていきたいです。

・元々コミュニケーションは取っていると思っていましたが、どこかで「遠慮、過信、諦め」があるのだと気付きました。妻と『夫婦会議』を重ねていきます！

・妊娠をきっかけに夫婦で話し合うことが増えましたが、トラブルも多くありました。今回教えて頂いた対話のコツを取り入れ、パートナーとの『夫婦会議』を実践していきたいと思います。

・『夫婦会議』の大切さを実感！産後クライシス中の友人・知人にもオススメしたいと思います。

・自分の理想・ビジョン、話し合うべきことなど、今回の研修が無ければ、しっかり考える機会がないままだったと思います。

などのお声を寄せていただきました。

忙しい日々の中、夫婦でゆっくり向き合う時間をつくることが難しいと感じる時もあるかもしれませんが、「家庭も仕事も両方大切にしたい」「子どものためにも夫婦で協力し合いたい」という思いを実現するためには、家事・育児・働き方についてはもちろん「普段からちょっとした事を話し合える夫婦関係」を築いていくことが大切です。

夫婦だからこそ話し合いたいこと。
子どものためにも話し合いたいこと。

…は、この先もまだまだ出てきます。

良い時もそうでない時も、夫婦で一緒に乗り越えていけるように。ご紹介した『夫婦会議（夫婦の対話）』の手法をヒントに、引き続き前向きなコミュニケーションを重ねながら、充実した夫婦・親子・家族の日々を過ごしていただければと思います。

ご参加いただいた皆さま、主催の北九州市役所 女性活躍推進課の皆様、本当にありがとうございました。すべての子どもたちに、そして子育てに取り組む皆様に、素晴らしい未来が訪れることを、心から願っています！

Logista株式会社では、夫婦会議推進プロジェクトの一環で、2019年より福岡県北九州市様より、男女共同参画や女性活躍推進の事業を受託し、「夫婦会議」のメソッドを用いた市民向けの講座や職員向けの研修を担当させて頂いています。