2021年2月7日（日）は、北九州市立男女共同参画センター・ムーブさんの事業の一コマとして、パパ&ママのための「夫婦会議の体験講座」を開催。乳幼児を育てるパパやママを中心に、6組のご夫婦にご参加頂きました。

講座では、講師を務める私たち夫婦自身が、家庭と仕事の両立を巡る問題や、産後うつ・産後クライシス・離婚などの危機に直面した経験談をはじめ、リサーチを重ねてきたご夫婦の事例を交えながら、結婚・妊娠・産後・育児期に夫婦間ですれ違いが生じやすくなる背景を解説。

自分やパートナーがどういう状態を望んでいるのか？
何に不安や不満を感じているのか？

カップルから夫・妻という関係に変化する新婚の時期はもちろん、父・母という「親としての役割」が加わる妊娠・産後・育児期に、大切なことを前向きに話し合い、互いに協力し合える夫婦関係を築いていけるように。「夫婦で子育て」を実践する上で大切な “考え方・行動・対話の手法”を解説しながら、実際に夫婦会議ツール「世帯経営ノート」のページの一部を使って夫婦会議を体験いただきました。

講座終了後の感想では…

・夫婦揃って同じ方向を向き直せたように感じます。とても良い時間だったので、職場の同僚にも話してみます！

・不満解消のためだけに話し合っていましたが、『夫婦会議』について学び、前向きな“対話”をしたいと思いました。

・「臭いものに蓋をしない」に納得！夫婦で対話することの大切さがわかりました。

・これからより良い家庭環境をつくっていく上でとても大切な事を学べました。

・同じように夫婦間の悩みを抱えている友人がいるので、『夫婦会議』や「世帯経営ノート」を伝えたいと思います！

・今まで「自分はどうしたいのか？」「ビジョンは？」など、自分自身の気持ちを落ち着いて考えたことがありませんでした。講座に参加し、夫婦のことはもちろん、自分の気持ちにもちゃんと向き合える良い機会となりました。

・「自分のほうが正しい」「相手を納得させよう」という想いが強く、冷静に話し合えない事がほとんどでしたが、世帯経営ノートで文字にしながら『夫婦会議』をしていくと、妻の言いたいことが理解できました。

などのお声を寄せていただきました。

忙しい日々の中、夫婦でゆっくり向き合う時間をつくることが難しいと感じる時もあるかもしれませんが、「家庭も仕事も両方大切にしたい」「子どものためにも夫婦で協力し合いたい」という思いを実現するためには、夫婦で働き方や暮らし方について対話する機会を持つことが大切です。

「"わたしたち"だからこそ話し合えること。子どものためにも話し合っていく必要があること」は、この先まだまだ出てきます。良い時もそうでない時も、夫婦で一緒に乗り越えていけるように。ご紹介した「夫婦会議（夫婦の対話）」の手法をヒントに、引き続き前向きなコミュニケーションを重ねながら、家庭も仕事も充実した子育てライフを実現して頂ければと思います。

ご参加いただいた皆さま、主催の北九州市立男女共同参画センター・ムーブの皆様、本当にありがとうございました。すべての子どもたちに、そして子育てに取り組む皆様に、素晴らしい未来が訪れることを、心から願っています！